MVのワンシーンを、途中でカットせずひと続きの動きに見せたいことがある。 ところが今使っているKling v3 Proは、1回の生成で作れる動画が最大15秒までという制限がある。 「じゃあ尺を伸ばして生成すればいいのでは」と単純に考えて、痛い目を見た。
そこで使っているのが「フレーム引き継ぎ」という方法。前のクリップが終わる1秒前のフレームを、 次のクリップを生成するための入力画像として使う。これを繰り返せば、15秒を超える長さでも 実質「動きが途切れない1本の映像」として繋いでいける。繋ぎ目には1秒だけ前後のクリップを重ねてクロスフェードをかけると、 切り替わりの瞬間のカクつきがかなり和らぐ。
ただし一度、この「1秒重ねる」部分を後から付け足そうとして失敗したことがある。 最初に必要な尺ぴったりでクリップを生成してしまうと、あとで重ねようにも映像の余りがない。 無理やり尺を伸ばすと、映像が足りない分だけ最後のフレームで静止(フリーズ)してしまい、 動いている側と止まっている側が混ざった不自然な繋ぎ目になった。 結局、31本のクリップを全部「必要な尺+1秒」で作り直す羽目になった。地味に効いた失敗だった。